TECHNO-NETの出版物
本文へジャンプ

 

 



TECHNO BOOKS 先端研究者・技術者が語る@



詳細目次 
                                   

 バイオマテリアルワールドへの招待 概要のページへ

                       


はじめに 

序 バイオマテリアルと治療の進歩  

  ―なぜバイオマテルアルが期待されるのか―


第1講 バイオマテリアルは生体機能材料
 1. バイオマテリアルとは  
 
   医薬の世界の大きな変化を支えるバイオマテリアル  
    次世代医療のキーとなるバイオマテリアル
 
 2. 医用材料からバイオマテリアルへ  
    既存材料を使いこなす時代  
    高分子材料を使いこなす時代へ  
 3. 身体との共存,働きかけを目指すバイオマテリアル  
  
  細胞の働き  
    生体は総力戦で外敵に向かう  

 4. 身体の情報伝達と恒常性  
    身体の情報伝達  
    生体の防御システムとホメオスタシス  

第2講 細胞社会と生体適合性

 1. 細胞社会と細胞外マトリックス  
    
細胞外マトリックスの構造  
    細胞接着分子  
    細胞外マトリックスの代謝  

 2.バイオマテリアルと生体適合性  
 
   バイオマテリアルから生体へゆさぶりをかけて生命システムの
    奥深さを知ろう  
   <ワンポイント>
     コラーゲン 私たちの身体を構成するスーパー繊維  
   <コラム>私のバイオマテリアル研究
     (1)バイオマテリアルに取り組むまで  
     (2)手探りで始めた東京女子医大での共同研究
 


第3講 あらためて生体と材料のインターフェースをとらえなおす
 1. 生体適合性材料の開発はどのように進められてきたか  
   
 生体の科学と材料の科学の共通性を目指して  
    生体不活性材料としての生体適合性材料/生体機能材料開発の時代  
    体内に埋め込む材料  
    分子科学的アプローチで血液適合材料に取り組む  
      ―“材料生化学”的研究のスタート―

 2. 血液適合材料の設計・開発の科学的アプローチ
 
   ポリメトキシエチルアクリレート(PMEA)  
    リン脂質ポリマーは生体膜材料表面のモデル
 
 3. 水の構造と抗血栓性材料  
   
 中間水の役割  
    中間水のバイオ界面におけるモデル化
 
 4. 生体適合材料は本当の細胞認識材料  
    <コラム>私のバイオマテリアル研究  
     (3)細胞認識材料を目指して 

5. 細胞認識材料PVLA  
6. 細胞認識材料が開く新しいステージ  
  
  第3期のバイオマテリアル設計を目指して  
    <コラム>ノーベル賞クラスの研究  
    <コラム>ゲノム解析とバイオマテリアル
 


第4講 バイオマテリアルの開発とバイオミメティック

 1. バイオミメティックがなぜ必要か  
 2. 分子レベルのミメティック  
 3. マクロレベルのミメティック 人工臓器  
  
  人工心臓  
    人工腎臓  
    人工肺  
    人工血液,人工ヘモグロビン
    <コラム>血液浄化システム

 4. ハイブリッド化のアプローチ
    ハイブリッド人工肝臓
    ハイブリッド人工皮膚
    ハイブリッド人工血管
    バイオ人工膵臓

 5. 再生医療的アプローチ 111
 6. バイオミメティクスにおける細胞の足場材料


第5講 バイオ人工肝臓の開発と細胞マトリックス工学

 1. 肝臓の機能
    
代謝機能
    解毒機能
    胆汁のはたらき
    <コラム> 血糖値の制御

 2. 肝臓の構造 化学工場としての肝臓
  
  肝臓の構造
    肝細胞の構造
    自己再生する肝臓
    <コラム>いまだに全貌が明らかでない肝臓の機能

 3. 人工肝臓,バイオ人工肝臓へ
    
第1世代バイオ人工肝臓
    第2世代のバイオ人工肝臓
    肝細胞スフェロイドの形成
    PVLAによるスフェロイドの形成

    第3世代(次世代)のバイオハイブリッド人工肝臓
    発生学にたちもどるバイオ人工臓器の研究開発
 4. 生命情報の時空間制御について
    
バイオ人工臓器と細胞培養
    私たちの戦略



第6講 再生医療とバイオマテリアル

 1. 再生医療とES細胞
    
ES細胞がなぜ注目されているか
    ES細胞とは
    ES細胞の倫理問題
    クローンES細胞
    <コラム>アメリカ政府,議会のES細胞への対応

 2. 再生医療的アプローチ その現状と課題
    
再生医療の現状
    実現までの課題は
    発生学にたちもどったアプローチが重要

 3. ES細胞から 臓器へ 新しいアプローチ
    
細胞の狩人の時代
    Tpoics iPS細胞の開発
    細胞の足場の重要性をあらためてとらえる
    幹細胞,前駆細胞の増殖,分化の制御とキメラタンパク質の設計


第7講 DDS,遺伝子治療とバイオマテリアル

 
1. DDSの持つ意義
    
DDSとは
    バイオマテリアルとの接点

 2. DDSとバイオマテリアルのコンセプト
 3. バイオマテリアルによる薬剤放出の制御
    PVLAのDDSへの展開
    DDSによる劇症肝炎治療システム
 4. 21世紀はDDSの時代
    DDSは細胞移植のバイオミメティクス
    <コラム>細胞認識性から見た医薬の展開
 5. DDSから遺伝子送達システムへ
    高分子ミセル法
    ハイブリッド型
    炭酸アパタイトナノキャリア法
6. 細胞認識材料をいかに作るか

あとがき

<資料編>
 資料1 日本のバイオマテリアル研究をリードする大学・研究機関
 資料2 バイオマテリアル関連団体紹介

●索引
●資料広告 巻末


                  バイオマテリアルワールドへの招待 概要のペー